がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

株式会社ローソンの「がんと就労」施策【ゴールド受賞】 - がんアライ部

株式会社ローソンの「がんと就労」施策【ゴールド受賞】 - がんアライ部

第1回がんアライ宣言・アワードに寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

ゴールド受賞:株式会社ローソン

事業内容:コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開

従業員数: 10,028人 

創業:1975年

ウェブページ:http://www.lawson.co.jp/index.html

 

がんアライ宣言

私たちは、みんなが“明るく”“楽しく”“元気に” 働き続けられる会社を目指します!

取り組みの背景や特色

  • 健康経営宣言のもと、明るく・楽しく・元気に働き続けられる会社を目指して取り組みを進めています。

 

  • 会社も検診を受けさせるのが義務であるというのと同時に、従業員も健康でいることが義務であるという考え方。自分ごととして考えるようになり、受診率100%を達成しました。

 

  • がんの早期発見が増えたことに伴い、短期入院手術や通院治療でのがん治療を行う方が増え、制度として打ち出せていなかった内容があったと気づき、制度化を進めています。

 

  • 「フレキシブル正社員」は、育児や介護や治療の際に、安定した拠点で治療ができるように整えた制度。転勤を伴わずに働き続けられるようにしました。

 

制度

  • 2018年4月に、がん治療・育児・介護などとの両立支援を目的とした勤務地限定制度(フレキシブル正社員制度)を導入しました。

 

  • 2018年9月より、がん治療と仕事の両立を目的に、時短勤務制度の適用事由にがん治療を追加しました。

 

  • 上記のがん治療との両立の際に利用できる人事制度をまとめ、社内イントラに掲出しています。

 

  • 有給病気休暇:毎年消滅する年次有給休暇の内、5日を限度として通常の年次有給休暇とは別に有給病気休暇として積み立てることができ、本人傷病や家族の看護の際に使用することができます。

 

  • 2012年、病気の予防や早期発見を目的に、定期健康診断を受診しなかった場合に未受診の本人とその上司の賞与の一部を控除する制度、および再検査、治療が必要な場合も本人の賞与の一部を控除する制度を導入しました。これにより、定期健康診断の受診率および再検査の受診率ともに100%の受診率を達成することができました。

 

  • 2015年10月に健康経営宣言を行い、数値目標を定め、社員の健康増進のために様々な取組を継続して行っています(「ローソン大運動会」「エリア対抗歩数チャレンジ」「元気チャレンジ」など)。

 

風土づくり

  • 勤務地限定制度(フレキシブル正社員制度)や時短勤務制度の導入などを通じて、会社として辞めずに“働き続ける”ことを支援しているというメッセージを伝えています。

 

  • 従業員満足度(ES)を継続的に向上させるため、働きやすく・働き続けられる職場づくりを目指した努力を続けており、社員の業務効率や就労環境の改善について、徹底的な話し合いを重視した労使協議の場(中央労使協議会・ES向上委員会)を設けています。

 

相談

  • 人事本部に保健師が在籍しており、罹患した社員やその上司からの相談窓口であるとともに、人事担当者の相談窓口や産業医との架け橋の役割も果たしています。

 

  • これまでも「健康管理室」を設置し、社員やその上司が相談しやすい環境に努めてまいりましたが、さらに2018年9月より、更なる社員の良好な健康状態維持・向上ため、専門スタッフの常駐する「ローソングループ健康推進センター」を新設します。

 

>>2018年度がんアライ宣言・アワード応募企業の事例集はこちら

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