がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2023ゴールド】狭山ケーブルテレビ株式会社の「がんと就労」施策 - がんアライ部

【がんアライアワード2023ゴールド】狭山ケーブルテレビ株式会社の「がんと就労」施策 - がんアライ部

がんアライアワード2023に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

ゴールド受賞:狭山ケーブルテレビ株式会社

業種:有線放送業

従業員数:40名

https://www.s-cat.ne.jp/

働く人を支える制度・ 体制

 

【1】がんと就労に関して、あるいは社員の健康や安全に関する基本方針等の表明

健康経営宣言/がんアライ宣言

 

■会社ホームページ(会社概要欄)に掲載しています。

 

■両立支援ガイドブックを作成し、誰でもアクセスできるイントラネット(OfficeConductorOfficeConductor)の文書管理に格納しています。(社長名で両立支援表明)

 

•このガイドブックは、病気やケガ等、思いがけない状況に直面し、今後の業務遂行をどのように 進めていくかを、職場の所属長、同僚の明さんと共に考える指針となる内容となっています。

• 当社は埼玉県より 多様な働き方実践企業 としてプラチナ認定を受け、従業員の働きたいという 意志を尊重することを社内外に表明しています。

• 治療と就労の両立を会社として支援することをここにあらためて明確化すると共に、一人も取り 残さない経営を続けていきます。

代表取締役社長 清水 信之 

 

【2】休暇制度

半日単位の有給休暇取得

 

通常の有休休暇を利用いただいています。

 

【3】勤務制度

在宅勤務(テレワーク)制度/短時間勤務制度/リハビリ出勤制度(復職後、休職前の勤務時間より短時間で勤務する等の制度)

 

【4】支援体制

社員相談窓口の設置/外部医療機関との連携/(休職を要さない場合)両立支援プランの策定・実行/(休職した場合)職場復帰支援プランの策定・実行/復職後のフォロー

 

■両立支援プラン

様式はイントラネット上からダウンロード可能にしています。本人が治療しながら就業することを希望している場合に、本人、人事、主治医が協力しながら無理のないプランを策定する準備を整えています。(実際に利用実績はありません)

 

【5】健康増進支援 

健康診断受診率100% 達成/再検査費用の一部補助/健康診断で「要検査」となった人のサポート/日常的な健康増進に関する取り組み(運動習慣獲得、食事管理、睡眠管理等)/休憩室の整備

 

■朝礼時のストレッチ体操を実施しています。

 

■法定健康診断の結果、再検査費用の半額を会社負担しています。 

 

働く人を支える風土、環境

 

【1】啓発、研修

その他啓発、研修

 

■がん検診案内告知

 

■医療機関と提携して、がんと就労の両立支援イベントの協賛、コミュニティチャンネル放送

 

【2】情報発信

イントラネット、社内ポータルサイト等での情報発信

 

■社長名で治療と就労の会社として両立支援をイントラネット周知。

 

【3】コミュニティ

なし

 

【4】対外的な活動

がんに関する社会的な活動への参加/がんに関する社会的な活動への協賛/がんに関するイベント・セミナー等への登壇

 

■2023年9月10日「がんと共に生きる」~暮らし応援フェスタ「Carat(カラット)」を人事総務部部長が起業した会社が主催となって、イベント実施。狭山市及び狭山市ビジネスサポートセンター、NPO法人キャンサーリボンズ、狭山市商工会議所後援。リコージャパン株式会社埼玉支社、株式会社キャリア・マム、有限会社宮野園、アトリエつむぎきおくあつめブック編集部共催。

 

■イベント概要 第1部:治療と就労の両立支援講座、第2部:アピアランスケアメイクアップレッスン講座

途中>西武文理大学看護学部より研究発表

 

■イベントチラシ

 

エピソード・思い

 

今年は、人事総務部長が起業した会社主催のイベント「がんと共に生きる~暮らし応援フェスタCarat(カラット)を、協賛という形で支援しました。コミュニティチャンネルにてニュース素材放送ならびにインタビュー番組を制作し、地域の罹患者に向けた応援メッセージとなっている。

 

⇒「全編放送が見たい」という問合せをいただいている。また、登壇した医師の元にもお問合せが入っている状況です。

 

【1】がんと就労の取り組みを始めたきっかけ

人事担当者自身の乳がん罹患がきっかけです。

 

講評・コメント

 

再検査費用の半額補助は、同規模企業と比較すると社員の健康増進に向けて踏み込んだ取り組みだと感じます。

 

また社員が起業した会社のイベントへの協賛で支援し、コミュニティチャンネルにてニュース素材放送ならびにインタビュー番組を制作されるなど、テレビ局ならではの取り組みをされています。

 

今後も貴社ならではの取り組みをさらに進められていることを期待しております。

 

※上記オレンジ色の枠内の項目は、がんアライアワード2023応募シートでチェックいただいた項目と同一のものです。

 

>>「がんアライアワード2023」受賞企業一覧はこちら

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