2018/11/14
日本オラクル株式会社の「がんと就労」施策【シルバー受賞】 - がんアライ部
第1回がんアライ宣言・アワードに寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。
シルバー受賞:日本オラクル株式会社
事業内容:企業の事業活動の基盤となるソフトウェア・ハードウェア、クラウドサービスならびにそれらの利⽤を⽀援する各種サービスの提供
従業員数:2,497人
創業:1985年
ウェブページ:https://www.oracle.com/jp/index.html
がんアライ宣言
多様な人材の多様な働き方を尊重する日本オラクルは、疾病と戦って頑張っている人を応援しています。
取り組みの背景や特色
- 数年前にがんサバイバーの社員数名にヒアリングをしたが、Work@Homeといわれる在宅勤務制度や裁量労働制による柔軟な働き方が浸透しているため、特にがんに特化した制度がなくても継続して働けるというフィードバックをもらった。
- そのため、とくにがんに特化しての制度や風土作りをしていないが、人事に相談があったケースなどでは、現場の上司と調整し、個別の配慮をしているケースもある。また、がんに罹患した社員によっては、がんであることをカミングアウトせずに働き続けたいというケースもあり、それぞれ個別の要望にできる限り配慮、協力をしている。
- LGBTをはじめとする性的マイノリティの社員とインクルーシブに働くという観点から、全管理職向けに「無意識のバイアス」についての集合研修を実施した。参加者からのフィードバックで、「LGBTに限らず、介護やがんなど様々な部下からのカミングアウトに対応できるようになった気がする」というコメントがあった。
- 「がん」に罹患する社員というのは、様々なダイバーシティの一つなのではと感じており、がんに限らず、多様性を認めインクルーシブに働く職場環境を広げていくことが、がんに罹患した社員も当たり前に働き続けられる環境づくりにつながるのではと思う。
- 引き続き、ダイバーシティ&インクルージョンを推進し誰もがその人らしく、活躍できる会社風土にしていきたい。