がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2019 ブロンズ】株式会社スポーツワンの「がんと就労」施策 - がんアライ部

【がんアライアワード2019 ブロンズ】株式会社スポーツワンの「がんと就労」施策 - がんアライ部

がんアライアワード2019に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

ブロンズ受賞:株式会社スポーツワン

業種: スポーツイベントの企画、運営

従業員数: 30名

ウェブサイト:https://www.sportsone.co.jp/

取り組みのきっかけやエピソード

 

・弊社は若い社員が多く、がんに罹患したという事例はありません。しかし、いつ自分ががんや他の病気に罹患するか分かりません。その時に相談できずにあきらめるのではなく、まずは相談できる環境作り、人間関係の構築を一歩一歩 進めています。それだけではなく、がんや他の病気に罹患するリスクをへらすために、禁煙のポスターの掲示、夜残業を するのではなく、残業をする場合は朝に。1日6,000歩以上のウォーキングの推奨をしています。

 

風土づくり

 

◆若い社員が多くがんに罹患した例はありませんが、子育てや一人一人の様々な事情での両立をする社員はいるので、相談しやすい環境、有給が取得しやすい風土作りに取り組んでいます。

 

◆全国健康保険協会が進める「健康企業宣言」、経済産業省が進める「健康経営優良法人」の取得をしており、経営トップが率先して健康経営に力を入れ、残業の抑制、有給休暇が取得しやすい風土作りをしています。

 

◆健康診断の結果を管理事業部が管理しており、結果に基づき再検査の案内をし、大きな病気になる前に検査をすることで自身の健康を保つようにしています。

 

◆健康診断の際は勤務認定しており、協会健保と連携をして、特定健康診断の結果に基づき、生活習慣病の発症リスクが高い社員に関しては保険指導を勤務認定で受けていただくようにしています。

 

◆健康リテラシーの向上のため、定期的に健康セミナーを行い、喫煙の害、睡眠、バランスの良い食事の重要性を学ぶ機会を作っています。

 

相談できる環境づくり

 

◆外部講師を招いてのメンタルヘルス研修を行うことで、上司は、上手な話の聞き方、悩みのサインを見抜く方法などを学ぶ機会があります。

 

◆月に一度 1on1 面談があり、キャリア形成だけではなく悩みも相談できる環境があります。

 

◆月に一度、勤務時間中に社内イベントを行うことにより、仕事上では話せないこともお互い話せ、理解を深めることで、何かあった際に相談しやすい環境づくりをしています。

 

制度

 

◆通院がしやすい環境にするために有給休暇は半日から取得できます。

 

◆健康診断は指定の医院を決めて管理事業部がまとめて予約をすることで受診率100%を維持しています。

 

◆健康リテラシー向上のため、健康セミナーの開催を定期的に実施しています。

 

講評・コメント

 

いつ従業員ががん等に罹患されても支援できるように、若い従業員が多い中でも相談できる風土・環境づくりを進めています。

 

禁煙ポスターの掲示、ウォーキングの推奨など、オリジナリティのある健康促進の取り組みをされています。

 

治療の支援や復職時に働きやすい制度づくりをさらに進められることを期待しています。

 

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