【がんアライアワード2023ブロンズ】ネッツトヨタニューリー北大阪株式会社の「がんと就労」施策 - がんアライ部
がんアライアワード2023に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。
ブロンズ受賞:ネッツトヨタニューリー北大阪株式会社
業種:自動車販売業
従業員数:139名(2023年10月1日現在)
働く人を支える制度・ 体制
【1】がんと就労に関して、あるいは社員の健康や安全に関する基本方針等の表明
■健康経営宣言
2020年に「ネッツニューリー健康宣言」という健康経営宣言を、拠点長会議にて行い、自社ホームページにも掲示。
■がんアライ宣言
がんアライアワード2021応募時に拠点長会議にて宣言。
【2】休暇制度
■傷病休職制度
勤続年数に応じて、2カ月~6カ月の休職。
■半日単位の有休休暇
付与日数範囲内で最大年16回(8日分)、半日に分割して取得が可能
【3】勤務制度
■短時間勤務制度
主治医のアドバイスを元に、所定内時間の短縮を個別に対応。
■試し出勤制度
復職前に主治医のアドバイスを元に、リハビリの一環として職場に出勤して継続的に出社できる状態かどうかを、主治医と本人と会社の双方で確認。
【4】支援体制
■休職中・復職後のフォロー
人事担当者より定期的(月1回程度)本人及び拠点長にヒアリング
【5】健康増進支援
■人間ドック費用の全額補助
35歳以上の社員は、5年ごとにの人間ドックを全額会社負担で受診、女性の方は子宮がん・乳がんの検診も受診。
働く人を支える風土、環境
【1】啓発、研修
なし
【2】情報発信
なし
【3】コミュニティ
なし
【4】対外的な活動
なし
【5】その他の風土・環境
■環境づくり
がんに限らず、体調不良時に休暇を取得しやすい環境づくりを目指し、有給休暇の積極的な取得を推奨している。
エピソード・思い
制度や規則のみで判断するのではなく、社員に合わせた柔軟な対応が出来るよう、日々の社員とのコミュニケーションを大事に健康経営に取り組むことが重要と考えています。
【1】がんと就労の取り組みを始めたきっかけ
健康経営に取り組みを始めたタイミングで、社外取締役からの情報提供があり、社長がその取り組みに共感し、健康経営の取り組みのひとつとして推進していくこととなった。
【2】他社の担当者への応援メッセージ
弊社としては、まだまだ十分な取り組みを進めれてはいないですが、少しでもがんアライの輪が広がるよう、みなさんと共に頑張っていきたいと思います。
講評・コメント
制度にとらわれない、従業員に合わせた柔軟な対応を心がけられていることは、継続的に本アワードに応募をしてくださることからも伝わってきます。
今後も健康経営をさらに推進されていく中で、これまでの取り組みをさらに発展されたり、新たな取り組みをはじめられることも期待しております。
※上記オレンジ色の枠内の項目は、がんアライアワード2023応募シートでチェックいただいた項目と同一のものです。