名古屋で第2回がんアライ部勉強会を行いました - がんアライ部
がんアライ部は、1月31日(金)、名古屋のブラザーミュージアムにて勉強会を開催しました。名古屋での開催は2回目で、「仕事と治療の両立支援ネット―ブリッジ」との共催です。
当日は人事担当者、医療関係者、行政の方を中心に28名が参加。さまざまなステークホルダーの皆さんとともに、「がん罹患者の働きやすい組織作りに必要な要素とは」というテーマでワークショップを行いました。
冒頭、ブリッジの代表服部さんから団体のご紹介と勉強会開催に至った経緯をご説明いただきました。その後、がんアライ部代表発起人功能ががんアライ部の設立経緯や、これまでの活動実績についてご案内しました。
ワークショップでは、まず「がんアライアワード2019」に応募いただいた全企業・団体の制度・環境・風土に関する取り組みがまとめられている事例集を配布。その中でも「ゴールド」を受賞された15社の事例を読みこんでいただきました。
その後のワークショップでは、「自社・団体とゴールドの企業の取り組みの違いや自社や団体の課題」「これから取り組みたいこと」というテーマで、皆さんで意見交換をしていただきました。
同じテーブルに異なる立場・業界の参加者が集まったことによって、「そういう課題もあるんですね」と自分だけでは気づけない視点で捉えられたり、「規模は違うけど、同じ悩みです」と共感できたり、「当社ではこんな取り組みをしていて…」と具体的なアドバイスが聞けたりと、大変盛り上がりました。
また、「自社はこれから取り組みを始めるので、今日聞いたことを持ち帰って社内で共有したい」「まずは経営者にがんアライ宣言をしてもらおうと思う」「事例集にある●●●は自社でもできそう」など自社の取組へと結びつけていく決意のコメントも多く聞こえてきました。
イベントの最後には参加者の皆さんと運営メンバーで記念撮影を行い、次回開催(7月)についてもお知らせしました。
今後は名古屋でも年2回程度、継続的にがんアライ部の活動を実施していく予定です。
※イベント会場はブラザーさんのご厚意で「ブラザーミュージアム」のスペースをご提供いただきました。
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共催:(一社)仕事と治療の両立支援ネット―ブリッジ
病気の治療を続けながら働く人を支援する名古屋の団体。「病気になっても安心して暮らせる社会を実現する」ことを目的としています。